銀行融資とビルの耐用年数との超重要な関係!

一口にビルと言っても構造は S造(鉄骨造り) RC造(鉄筋コンクリート造り) SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造り)に分けられます。

建築単価も S→RC→SRC の順に高額になりますが、ビルを購入するときに法定耐用年数も特に重要で、重量鉄骨のS造は34年、RC造とSRC造はそれぞれ47年です。

しかし、金融機関の中古ビル購入の際の融資期間は10年から30年が一般的ですが実際は法定耐用年数以内におさめるのが大半です。

例えば、築30年のRC造(法定耐用年数は47年)の中古ビルを購入する際、ローンは耐用年数の残り期間の17年以内に設定される可能性が高いです。

とは言ってもSRC造(法定耐用年数47年)の新築ビルを建設するのに一般の中小事業者や個人事業者が47年ローンを組みたいと言ってもケースバイケースですが相当、ハードルが高くなります。